そのころ勤めていた会社は3~4月が殺されそうなほど
忙しく、彼女とも会えない日がつづいていた。
超繁忙期が過ぎた5月の半ば、しばらく会えなかった
おわびに泊まりがけの旅行を彼女にプレゼントすること
になった。
残業代に休日出勤代なんかも支給されていたので費用
のことは心配しないですんだ。
あれだけ働いたんだから。
彼女の希望で某テーマパークに行くことになったのだが、まあその
ことはこのブログの本筋ではないので割愛。
そしてついに私はこの機会に彼女に彼女の母校の体操服とブルマーを着て
もらうと決意したのだった。
半日テーマパークで遊んで、夕飯をすませ、宿に戻る。
シャワーを浴びてコンビニで調達したビールを飲みながら
イチャイチャしていた。
彼女もほろ酔いでフワフワしてる。
・・・タイミングは今しかないな
・・・私は意を決して彼女に切り出した。
「ねえねえ、ちょっとお願いがあるんだけどさー」
「なに?」
「あのさー俺がブルマー大好きなの知ってるよねー」
「出た!変態!ブルマー仮面(笑)」
「でさー、これ」
カバンから彼女の母校のブルマ、体操服、白のクルーソックスを取り出す。
体操服にはゼッケンをアイロンプリントしておいた。
「H中の体操服ってこれ?」
彼女は私の取り出した体操服セットを手にしてビックリしている。
「うわ!そうだよ。コレ!どうしたの?」
「K駅の商店街で買ってきたんだ」
「マジ?あーその店わかるわー」
「でね、俺は中学のときの君のブルマー姿知らないじゃん。ブルマー仮面の俺と
しては絶対見てみたいんだよねー」
「ヤだよー。変態!」
「そこをなんとかひとつお願いします」
でも彼女にしたって昔自分がはいていたブルマー。
少しは興味があるんじゃないかな。
懐かしさもあるんじゃないかな?
お願いすればはいてくれる、と私はふんでいた。
彼女はシブシブだが、着替えることにしてくれた。
目の前で着替えるのは抵抗があるらしい。
バスルームでゴソゴソ着替えている。
「これさーシャツちょっと大きいよ」
そういいながら彼女はバスルームから出てきた。
私の見たことのない中○時代の体育の時間の彼女だった。
〜つづく