H中学のブルマーを取り扱うKD堂に突撃。
H中最寄の地下鉄駅の駅前はかなり大きな商店街になっています。
古くからの街道沿いの商店街といったかんじ。
平日の午前10時前、まだ買い物客はまばらです。
配送の軽トラやスクーターが忙しく走り回っています。
前日に場所とH中の体育衣料の取り扱いがあることは確認しています。
店の前に着くとまだ、開店前。
しばらく近くをブラブラしてから10時を少し過ぎたころあいでまたKD堂に戻りました。
ショーウィンドーには近隣の高校や中学の制服がマネキンに着せられてディスプレ
イされています。
H中の制服もありました。
店の入り口にはノーブランドのジャージやワイシャツが特売品として並べられて
います。
ジャンク品のブルマーが特売になっていたら面白いのに、と思いながら店に入
ります。
たぶんその日最初の客です。
「ごめんください。おはようございます」
明るくあいさつして入店します。
とにかく堂々とすること。
いままでに売ってもらえなかったことは一度もないじゃないか、大丈夫。
しかし心の中ではワクワク、ドキドキしています。
「H中学の体操服とブルマーが欲しいんですけど‥‥‥」
応対してくれたのは、50代半ばくらいのメガネのオジサンでした。
もしかしたら昨日電話に出てくれたお店の人かな。
私の口から出た言葉が意外だったのか、オジサンは一瞬キョトンとした
表情を見せせましたが、すぐに
「ジャージじゃなくてね。体操服のシャツと女子のブルマーね」とこちらのリ
クエストを理解してくれました。
「はい。そうです」私は『買える!』と確信し、心の中で大喜びしました。
そうだよ、堂々と明るくしてればいいんだ。
おそらく相手はこちらが変態マニアだということはわかっているでしょうが、
お店や他のお客さんに迷惑をかけなければ、売ってもらえるものです。
「サイズはどれくらい?」
「両方ともLです。あ、2枚づつ欲しいんですけど」
「今探してくるから、ちょっとお待ちください」
オジサンは店の奥に。
もしかして、学校や警察に不審者として通報されたらどうしよう(笑)
そんなことが起きるわけもなく、オジサンは憧れのブルマー&体操服を
私の前に並べてくれました。
〜つづく