中2進級時のクラス換えで、あこがれのR子さんと
別々のクラスになってしまった私は、学校生活に張合い
をまったく無くしてしまった。
毎日なんのために学校に行っているのかわからない。
週に一回の朝礼のときにR子さんの姿を探すのがせき
のヤマ。
大好きなR子さんのブルマー姿を見たいと思っても、
9月の体育祭でチラっとだけおがめるかどうか。
ああ、またR子さんのブルマーが見たい。私の思いは
日に日に募って行った。
そして夕方自転車で出かけるとR子さんの家の周りを
ウロウロしはじめてしまった。今の世の中ならストーカ
ー、つきまとい行為で迷惑防止条例違反になりかねな
い。
しかし、ばったりR子さんに会ってしまったりすると
気まずいので、週に2日だけ、しかも家の前の道を3往
復までという決まりを自分に課していた。
そしてそんな迷惑行為をつづけていたある日、R子さ
ん宅2階の物干し場に、なにやら紺色の影が。
夕方の日差しのなか、私は目を凝らした。間違いな
い、あれは我が中学の指定ブルマー。R子さんのブルマ
ーがかすかに風にゆれている。
小学時代のN澤さん、T田さんのブルマー記憶が強烈
によみがえり、あのときと同じようなお腹の底からわき
あがるような興奮を感じていた。
そして私は「あのブルマーがほしい」と強く思うよう
になった。