私が小学校の低学年のころまで家は商売をやっていました。
店は家から少し離れたところにありましたので、父と母は店に、
放課後の私は家にいるということになっていました。
まあ、私が家に帰るころは母が一旦もどってきていて、オヤツを
あたえてくれたりしたので、別段さみしいと思ったこともありません。
家の2軒隣に美容院がありました。そこのママさんとうちの母は仲がよく、
わたしもくっついてよく美容院に遊びに行っていました。
髪もそこの美容室で女の子みたいなボブカットにしてもらってましたし。
幼稚園のとき制服のセーラーを着てボブの私はなかなかの「美少女」
ぶりでした(笑)
午後母親が買い物に出かけるときなどには美容院に「預けられて」いました。
その美容院にYさんというお姉さんが働いていたんです。
なぜか、Yさんは私のことを気に入ってくれて、ふだんから手が空いたとき
なんかに私の様子を見にきてくれたりしていました。
Yさんは美人で、ファッションセンスもよくて。
洋服もねえ。
そのYさんの着ているお洋服はなんか素敵で。
よく、大人になったら「Yさんみたいなお洋服着てみたいなあ」と
思っていたのを覚えています。
あんまり自分が男の子だとか女の子だとか意識していなかった気が
するんですよね。
幼○園児としてそれは異常だったのでしょうか?
いまでもYさんみたいなお姉さんがいたらよかったのになあ、
と思ってしまいます。
2019年最後の投稿になりました。
皆様よいお年をお迎えください。