入学式シーズンですね。
毎年この時期になると思い出すブルマーにまつわる思い出。
高○生のとき学校の女子更衣室に入ったことが何度かあります。
いえ、別にノゾキにとか盗みにとかではありませんよ。
私の通っていた高○の体育館はいわゆる「キャット・ウオーク」とか「ギャラリー」と呼ばれる部分に上がるために女子更衣室を通らなければならない構造になっていました。
私は、新入生歓迎会や文化祭のときにピンスポットを当てる演劇部の照明係。
体育館の舞台にスポットを当てるためには、ギャラリーに機材を設置する必要があります。
そういうときには体育教師に女子更衣室を通る許可を得たうえで前日の放課後、機材の搬入をしていました。
私が高3の新入生歓迎会の前日だったと思います。
その日も明日の演劇部の部活紹介のために体育館のギャラリーに機材を運び込んでいました。
同学年の男子部員、H君と一緒に。
もちろん女子更衣室を通ります。事前に女性の体育教師に許可はとってありました。
「合法的に女子更衣室に入れるなんて、俺たちはラッキーメンだな(笑)」などとH君は冗談を言っています。
更衣室の中には、着替えた衣類を入れておくのでしょう、小学校の後ろにあったような扉のないロッカー、30cm×30cmくらいの棚が積み重なったロッカーがありました。
そのロッカーの横を通り過ぎたとき、H君が「お!忘れ物!」と叫びました。
その忘れ物を見た瞬間、私の心臓の動きは2倍になりました。
ロッカーのひとつにブルマーが置き忘れられているのです。
紺のブルマー。
「どうする?」
一瞬H君と私のあいだで「もらっちゃう?」という意味のアイコンタクトがあったような気がします。
しかしH君は。
「まあ、そのまま置いとこう。あとで体育教師に届けよう。ここで俺たちが持って帰ったらまっさきに疑われるぜ」
H君はあくまで冷静でした。
そのとき、同学年のSZさんが、更衣室に走り込んできました。
SZさんは我々を見ると、ギョっとしていましたが、無言で棚からブルマーをつかみとると、大急ぎで更衣室を出ていきました。
「SZさんのだったんだね」
「パクんなくてよかったな。パクってたら犯人俺たちしかいないもんなあ(笑)」
この出来事はこれでなんの問題もなく終わったのですが、もし仮にブルマーフェチの私ひとりで作業していたら、H君のような冷静な判断ができたか自信がありません。
一瞬で頭に血が昇って・・・・・・。
そして、私がブルマーを手にしているところにSZさんが入ってきたら・・・・・・。
考えただけでもゾッとします(笑)
ロッカーにポツンと残っていたブルマー。
いまでもはっきりと映像として頭の中に残っています。