いっとき暖かな日がありましたが、また寒さがぶり返しています。
寒い日はタイツ姿の女の子。
タイツと言えば「デニール」ですが、「デニール」について調べてみました。
「デニール」の語源は古代ローマ時代の「デネリウス貨」からとのこと。
紀元前211年から造幣された銀貨。
当時は東洋から運ばれたシルクがデネリウス銀貨で取引されていたことから「デニール」という言葉は生まれたそうです。
タイツに使われるナイロンはシルクを目指して作られた化学繊維ですからデニールで糸のゲージが示されるのも因縁があるわけですね。
デニールは糸の一定の長さ対する重さを表しています。
繊維糸9000メートルが何グラムになるか。
9000mの重さ60グラムの糸が「60デニール」というわけです。
当然糸が太ければデニール数は大きくなります。
太い糸で織った生地は厚くなります。
120デニールのタイツが厚くなり、シアー感が無くなるのはこのためです。
私自身が着用するタイルは80デニールのものがほとんどです。
40や60は透け感があってセクシーだなとも思うのですが、女子○生がシアーなタイツをはいているのはなんとなく不潔な感じがしませんか?
120は厚すぎてはきごこちがイマイチです。
タイツの季節の役にたたない雑学でした。