いまでもときどき、「女性が書いたブルマーの思い出」というブログ記事を探しています。
先日見つけたブログで。
筆者は少女時代を南米の国で過ごした日本人。
現地の日本人学校に通う小3のころ、その日本人学校に転校生がやってきます。
その子が「青いブルマー」をはいていたというのです。
筆者はそのブルマーがなぜか「すごくかわいく」見えたそうです。
「自分もはいてみたい」
そう思いましたが、異国の地では手に入りません。
・・・・・・ブルマーがすごくかわいく見えた・・・・・・はいてみたい・・・・・・
その気持ちよくわかります。
そして夏休みのこと。
日本に一時帰国した際にお祖母様に「ブルマーが欲しい」とおねだりしたそうです。
それが2000年ごろのお話。
もうブルマーはレアアイテムになりつつあり、筆者のお祖母様は電話で近所のいろいろなお店に問い合わせしてくれたそうです。
そしてやっと電車で数駅先の学生服店にブルマーの在庫があることをつきとめて下さったのでした。
2000年ごろなら、さもありなん、なお話です。
ブログ筆者はお祖母様と一緒にそのお店に出かけます。
学生服店では濃紺のブルマーしかありませんでした。
あこがれていた青ブルはなかったのです。
これも当時ならさもありなん。
かなしいかな、そんなでしたね。
濃紺とはいえ日本から遠く離れた国で「かわいい」と思っていたブルマーを手に入れてワクワクしながらお祖母様の家に帰ったそうです。
ブルマーは彼女にとって「日本」という懐かしい祖国の「象徴」だったのかもしれませんね。
ブログの内容はその先まったくブルマーと関係ない方向に進んで行きましたが。
あこがれのブルマーをお祖母様の家ではいてみたことでしょう。
姿見に映して観たでしょうね・・・・・・
その時の気持ちよくわかります。
ブルマーを「かわいい」と思い、あこがれていた女の子がいた、というお話でした。
女の子はみんなブルマーが嫌いだったわけじゃない。
やっぱりうれしくて、ホンワカした気分になりました。