中○生のころはまだそれほど、ガッシリした骨格ではありませんでした。
私の場合、肩幅が広いのが一番のウィークポイントで、しかも「イカリ肩」
なんですね。
天然のエモンカケを持つ男・・・・・・
でも、中○のころはまだ、女性用のブラウスが着れたんです。
白のコットンブラウス。男性用よりほんの少しフワっとしてて、エリの剣先も
少し丸めてある。
女性用か男性用か微妙と言えば、微妙なデザインなんですが、決定的なのは
「合わせ」が違う。右上前のを確認して婦人服コーナーで買ってました。
学校にも行ってました。誰にも気づかれてなかったと思います。
着てボタンをとめるときに「女の子の服だよ」と思ってワクワクしたものです。
高校になって、急に背が伸びました。
骨格もガッシリしてしまいました。
現在なら「大きいサイズの婦人服」も結構簡単に探せますが、そのころは
ちょっとハードルが高かった。
それで婦人服のブラウス着られなりました。仕方なく紳士用のシャツに。
それでもできるだけ女性でも着るような、ボタンダウンとかにしてましたが、
右前合わせになってしまったのが悲しかった。
不思議なのは、そのレディースのブラウス、普通に家の洗濯カゴに入れて洗濯
してもらってたんですが、母親は気づいていなかったんでしょうか?
干すときに「合わせが逆だな・・・・・・」とは思わなかったので
しょうか。
たぶん気づいてたんでしょうね・・・・・・。でも何も言いません
でしたね、
母は。
たぶん息子に「そういう『癖』がある」ということはうすうす勘付いていた
ような気がします。
でも、許してくれてたんだな・・・・・・たぶん。